砂漠の真ん中に留学していた

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20年以上前になりますが、アメリカに6ヶ月間留学していました。

そこは本当に田舎で、砂漠の真ん中に建つ小さなコミュニティカレッジでした。


大学を休学し、留学関係の本を見て費用が一番安かったアメリカの学校を選び、大学とFAXでやりとりをして親の財務状況などの書類を集め、アメリカ大使館にビザを発行してもらいに行き、格安航空券を手配し、何もかもが初めての経験でしたが毎日ワクワクしていた記憶があります。今では留学も手軽に出来るようになり経験者も周りに増えましたが、当時は格安航空券という言葉すら耳慣れない時代で、インターネットもメールもない中でも何とかなったもんだと自信になっています。



砂漠の真ん中に建つ大学ですから公共の交通機関は無いに等しく、空港からメキシコ行きのグレイハウンドに乗って運転手さんに途中で降ろしてもらいました。


嘘のような話ですが、それが大学から教えてもらった唯一のアクセス方法でした。そんな辺鄙な大学でも日本人はいました。
留学生、特に日本人留学生は大きくわけて2つのタイプに分かれます。
同郷で固まるか、異文化にどんどん飛び込んでいくか。
日本人だけで集まって日がな一日部屋でTVゲームをしている学生もいました。



私は当初日本人と寮のルームシェアを指定されていましたが、どちらも異文化に飛び込んで行きたいタイプだったのでそれぞれ別の国の学生とルームメイトになることにしました。
何物にも代えがたい時間を過ごし、忘れられない経験をしました。

もし外国に行くことを迷っている学生さんがいたら、是非チャレンジして異文化に飛び込んで行ってもらいたいものです。

朝日新聞デジタル